暮らすほどに趣が増す、ポスト&ビーム工法の住まい。住まいと庭、
一体感のある佇まいが、安曇野の風景になる新たな「ふるさと」になるわが家。
北アルプス山麓の安曇野を中心に、25年に渡り寒冷多雪な気候条件や地域の風土、また施主のライフスタイルを妥協無く反映してきた青い風。
まず、Mさんは家づくりの過程に参加することを望んだ。
代表的な工法「在来・ポスト&ビーム・ログ工法」。この中からMさんは、梁・柱・そして塗り壁で構成されるポスト&ビーム工法を選んだ。
一般的には輸入材を使用するポスト&ビーム工法だが、M邸には日本の風土に最適で、耐久性も高い国産材にこだわり、内外の壁には珪藻土を使用し、内部の木材は自然塗料である柿渋仕上げを施した。
こうした材質などの選定にもMさんの思いが反映され、自らもペイント作業に加わることで、より満足度の高い住まいづくりが実現。
入居後のMさんはレンガと枕木でデザインされた庭の手入れに夢中である。
B
玄関の軒の深さが建物全体に独特の落ち着きをもたせ、太い丸太も存在感を放つ。
C
前回の窓は風と光を十分に取り込め、デザイン的にも美しい。
D
レンガを敷き詰める作業も、Mさんが自ら関わった。
E
回廊風のテラスは半屋外的な設計で、居心地のいい場所。
F
広い吹き抜けのスペースをぬくもりで満たす薪ストーブは料理にも活躍。
G
ウッドデッキのテラスと庭との一体感がリゾート気分を演出。
H
風土に合った国産材は厳しい気候にも耐え、時が経つほどに趣が加わる。
I
広葉樹・針葉樹・芝生をレンガで分け美しくデザインした庭。
J
住まいにマッチした家具をあしらえたことで、室内がすっきりした印象に。