アースカラーのウッディーな外観が
周囲の森に溶け込む板張りの家
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安曇野市穂高有明の山麓線沿いにあるH邸は、カフェと雑貨を扱うショップがある店舗併設の住まいです。
白馬で生活をしながら週末の2日間だけ、このウィークエンドカフェ&雑貨「七ヶ月」をご夫婦で営んでいる。
アースカラーのウッディーな外観はドイツ下見板で覆われ、周囲の森に溶け込んでいる。
A:小上がりになった和室からひと続きのリビング・ダイニング。大きな掃き出し窓いっぱいに穂高の森が広がり、室内にいながら森林浴の気分。
B:住居部分の吹き抜けリビング。2階への階段はがっしりした芯持ち材の柱と梁で支えられた屈折型で、階段下がオープンになっているため、リビングにあっても圧迫感がない。
C:住居の玄関ホール。壁につけられたアイアンの手すりがアートな雰囲気。装飾性の高いこのアイアンは、リビングに設けられた階段や2階の手すりにも使われ、木との取り合わせがマッチしている。
D:建築材の質感もシンプルなデザインも、穂高の自然にしっくりと溶け込んでいる外観。
E:階段から見下ろしたリビング。高窓と大きな掃き出し窓で十分な採光が得られる。2階廊下の手すりも細いアイアンのため空間がより広く感じられる。
F:アットホームな雰囲気が漂うカフェのお店とオープンキッチン。
G:テランコッタのランプシェードに昔ながらの電球がレトロなアクセントの看板。
H:カフェのウッドデッキはテラス席になっていて、森から聞こえる小鳥の声を楽しみながらくつろげる。
I:カフェとショップへと続く煉瓦敷きのアプローチと広い芝生はご主人の力作。
ウッドデッキはオープンカフェにし、お客さんの入れるキャパシティを大きくした。
- 所在地
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安曇野市
- 工法
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木造軸組工法